かずははそうはいうものの、触ろうとする手をとがめる様子はない。
ノーガードだ。
「それはお店的にダメなのか、お姉さん的にダメなのか、どっち?」
「…くっ…、お、お店…ですっ…!」
対面でしがみついている手に力が入る。
ダメとは言うものの、体は受けいれてしまっているかずは。
全く抵抗してこない。
なのでクリを弾く指をもう少しだけ速く動かしてみる。
触っているあたりがしっとりとしだし、下着越しでも湿ってきているのがわかった。
触りながら聞いてみた。
「お店的にヤバいならヤメとこうか?」
「…えっ…と…」
その問いには答えず、より強くしがみついてくる。
「てか、お姉さん的にはいいんやね笑」
「おにぃさん…いじわる……はぁっ…!」
明らかに何かをガマンしているような力の入り具合だ。時間にして1、2分触っただけだが、この調子だともうすぐイクだろう。
「かずはさんバック、かずはさんバック。」
店内にコールが響く。
交代の時間になった。
「あ…呼ばれちゃいました…」
「いいところやったのにね。多分ビチャビチャになってると思うんやけど大丈夫?」
「やめてくださいよ、恥ずかしいっ。大丈夫じゃないです。もうちょいでホンマにヤバいところでした笑」
「あ、そっちの意味で大丈夫じゃないか笑」
「笑。夜に遊ぶの久々って言ってたんで、楽しんでいってくださいね。」
「ありがとう。お姉さん、楽しかったわ。また回って来て。」
「ふふっ、あたしも楽しかったですっ。」
かずはが戻って行った。
正直いうと、そのまま場内指名をしても良かったと思った。
まぁ、フリーの初対面で下触りができる嬢はいないわけじゃないので、下を触れたからといって指名するわけじゃない。ただ、直接ガッツリ触ったり触られたりしたら、そこまでさせて指名しないのは嬢に悪いので指名するようにはしているが…。
かずはは「別に指名しなくて大丈夫だからね」というような雰囲気で戻って行った。
下触りに対して怒っているとかそういう感じではなく、自分に自信がないからとか遠慮がちとかいうような…。
「ここはセクキャバなんだから、もう少し欲を出してもいいのに。」
グイグイ来る嬢がいいというわけではないが、控えめすぎるのはもったいない。
そう思っていると、
「こんばんは〜」
と、三人目の嬢が回ってきた。
え!?
今この瞬間までかずはのことを考えていたのに、正直、「カワイイ!」と思った。
小柄で細身、少し長めのサラサラ髪をポニーっぽくくくって、クリっとした目は小動物の、特にリスっぽい雰囲気を醸し出していた。
その嬢の名は名刺を見ると「ゆか」というようだ。
「おにぃさん、はじめましてかな?」
若干キャピキャピしているなぁ…と思ったのもつかの間、いきなり舌をねじ込んできた。
10秒ほどあいさつがわりと言うには濃厚なキスを済ます。
「いきなり刺激的なのをありがとう(汗」
「おにぃさん、スーツ似合ってるね!」
話を聞くとゆかもかずはと同じで割と最近の嬢であった。
25歳らしいが、いつも年下に見られることが悩みらしい。
まぁ、確かにこの見た目と軽めのノリは年上に見られることはないだろう。
ゆかの笑う顔は「くしゃっ」という感じではなく、「にまぁ〜っ」とイタズラそうに笑う。その感じが本人のルックスにも店の雰囲気にも合う。
年齢は制服が似合う年齢ではないのだが、めちゃくちゃ制服が似合う。
そして、ゆかもかずはと同じでスーツメガネは好物らしい。
不意にゆかがなにかに気づいた様子だ。
「あれ?なんで?」
息子を握ってきた。
「おにぃさん、もう勃ってるよ!?」
「あ、いきなり激しいサービスしてくれたからかな?笑」
本当はかずはがクリをイジられている時の反応で勃ってしまっていたのだ。
だが、わざわざそんなことは伝える必要はない。
「そうなんだ、嬉しい!じゃあ、もうちょっとサービスするね!」
そう言うとズボンの上から掴んだ息子をゆっくりシゴキ出した。
と、思うともう片方の手はシャツの中にスルスルと入っていき、乳首をいじりだす。
このコ!エロい!
「あたし、してあげるの好きなんだぁ。」
そしてカワイイ!
上目遣いでエロサービスをしている姿がまたカワイイ。
そういえばこの店はフリーの最後に店のとっておきをあてて延長を取りにくることがある。
ゆかが自分に指名をさせるために送られた刺客なのだろう。
ゆかの技にプロっぽさはなく制服姿も相まって、イタズラ好きのちょっとませた後輩としているみたいな感覚で楽しませてくれる。
さすが店から送られた場内指名要員。
「おにぃさんガチガチだよ。このまましてたら出ちゃうかもね?」
ニャッと笑いかけ、そして再び顔を近づけ舌をねじ込んでくる。
3点を攻められ、しばらくは高揚感を堪能したが、お触りも好きな自分はイジられながらもゆかの体をまさぐっていく。
こぶりな胸、背中、お尻、など、一通り撫でたら、やはり股間に手が伸びるものだ。
さりげない感じでゆかの股間に手を伸ばしていくと、明らかに股間に手が入りやすいように、「スッ」と脚を少しだけ広げた。
別にこの店は下触りがOKな店ではない。嬢によっては完璧にNGだ。
しかし、かずはといいゆかといい…
「営業形態が変わったのかな?」
と思うくらいすんなり触れてしまっているではないか。
まぁ、ゆかも話している感じでは気に入ってくれたみたいだし、お迎えしてくれるなら遠慮なく触ろうか。
ゆかもパンツ越しでも確認して触れるクリをしており、指先でカリカリとはじいてみる。
「あっ…おにぃさん、上手…気持ちいい…
」
息子をしごいていた手が止まる。
横に座ったまま顔を伏せ気味にして「グッ」と腕を握ってきた。
続けて触っていると、小刻みに震えだす。
感度がいい子を触るのは楽しい。
すると、ハァハァ言いながらも再び息子を触ってきた。
お互いの股間に手が伸びているので、少し窮屈ではあるが、ゆっくりとしごいてくれている。
ゆかはサービス精神旺盛だ。
「◯番テーブルラスト、◯番テーブルラスト」
セット終了のアナウンスだ。
席にボーイがやってきた。
「お時間になりました。延長はいかがですか?よかったら、ゆかちゃん、続けてどうですか?」
ここまでかなり楽しめたので、今日はすでに延長する気でいた。